【医師監修】アレルギー対策の基本!自宅のダニ、カビ、ペットのアレルゲンを除去する方法|小児科・皮膚科|平井みらいこどもクリニック|土曜診療

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【医師監修】アレルギー対策の基本!自宅のダニ、カビ、ペットのアレルゲンを除去する方法

【医師監修】アレルギー対策の基本!自宅のダニ、カビ、ペットのアレルゲンを除去する方法|小児科・皮膚科|平井みらいこどもクリニック|土曜診療

【医師監修】アレルギー対策の基本!自宅のダニ、カビ、ペットのアレルゲンを除去する方法

アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、喘息などのアレルギー症状にお悩みではありませんか?その症状、もしかしたらご自宅に潜むアレルゲンが原因かもしれません。

この記事では、ご自宅でできるダニ、カビ、ペットのアレルゲン対策を解説します。アレルゲン対策は治療の基本であり、対策すれば症状が劇的に改善する可能性があります。

1. ダニ対策:高温と乾燥でダニを撃退!

ダニは、高温多湿な環境とフケや皮脂などの餌を好みます。布団、カーペット、ソファは特にダニの温床になりがちです。

  1. 湿度を50%以下に保つ: ダニは湿度60%以上で活発に繁殖します。除湿機やエアコンのドライ機能を使い、部屋の湿度を50%以下に保ちましょう。
  2. こまめな掃除: 掃除機を週に1〜2回かけ、ホコリやハウスダストを取り除きます。布団やソファには、専用のノズルを使うと効果的です。ぬいぐるみは丸洗いできるものを選びましょう。
  3. 布団のダニ対策: ダニが最も多いのは布団です。布団カバーやシーツは週に1回洗濯し、清潔を保ちましょう。布団は布団乾燥機で乾燥させるか天日干しをした後に、掃除機でダニや死骸を吸い取ることが重要です。ただし、花粉がアレルギーの悪化要因になっている方は、布団や洗濯物を外で干すと逆効果になるため注意が必要です。

2. カビ対策:換気と掃除で湿気を取り除く!

カビも高温多湿を好むアレルゲンです。お風呂場、洗面所、キッチン、トイレ、そして窓の結露は特に注意が必要です。

  1. 換気を徹底する: 湿気の多い季節はもちろん、毎日こまめに窓を開けて部屋の空気を入れ替えます。料理後や入浴後も換気扇をしばらく回し続けましょう。
  2. 結露対策: 冬の結露はカビの原因になります。結露防止シートを貼ったり、こまめに拭き取ったりして、カビの発生を防ぎましょう。
  3. カビの掃除とエアコンフィルターの清掃: カビを見つけたら、市販の洗剤やアルコールで掃除し、しっかり乾燥させます。また、エアコンもカビやホコリをまき散らすことがあるため、フィルターをこまめに掃除しましょう。

3. ペット対策:清潔な環境を保つ!

犬や猫のフケ、毛などもアレルゲンになります。ペットを飼っている方は、こまめなケアと部屋の清潔を保つことが大切です。

  1. ブラッシングとシャンプー: 毎日ブラッシングを行い、抜け毛やフケが部屋に飛び散る前に取り除きましょう。ダニ対策として定期的なシャンプーも効果的です。
  2. 寝室への立ち入りを制限: 寝室は長時間過ごす場所なので、ペットの立ち入りを制限してアレルゲンの蓄積を防ぐことをお勧めします。
  3. 空気清浄機を活用: 空気中に舞うペットの毛やフケを効率よくキャッチするために、空気清浄機を設置するのも良い方法です。

アレルギー対策は、日々の少しの心がけが大切です。できることから一つずつ、無理なく始めてみましょう。気になることがありましたらぜひ当院までご相談ください。

院長 三井 俊賢
記事監修
院長 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長

医学博士、日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医

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