夜尿(おねしょ)についてご心配をお持ちの方へ
-6歳以上のお子様で、夜尿(おねしょ)がある場合には、一度ご相談ください
夜尿は、お子様によく見られる症状ですが、成長とともに自然に改善することがほとんどです。しかし、6歳以上になっても続く場合や、頻回に続く場合は、専門的な治療が必要となることがあります。
夜尿の原因
- 膀胱の発達が未熟なため、夜間の尿量を十分に溜めておけない
- 夜間の尿量を調節するホルモンの分泌が少ない
- 睡眠が深く、尿意を感じにくい
- 心理的な要因(ストレスなど)
当院の夜尿外来では詳細な問診と検査を行い、夜尿の原因を特定します。
生活指導(水分摂取のコントロール、排尿訓練など)を行います。
必要に応じて、薬物療法やアラーム療法を行います。
心理的な要因に対してのカウンセリングも行います。
夜尿でお悩みの方へ
夜尿は、お子様だけでなく、保護者の方にとっても大きな負担となります。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。専門医が、お子様の状態に合わせて、適切な治療法をご提案します。
ご家庭で出来ること
- 夕食後の水分摂取を控える
- 寝る前に必ずトイレに行く
- 規則正しい生活習慣を心がける
- おねしょをしてしまっても、決して叱らないであげてください。
早期の対策で、お子様も、ご家族も、安心して眠れる夜を取り戻しましょう。