看護師からパパママへ!「頑張らなくていい」は本当です!!
- 2025年10月17日
- 子育て
看護師からパパママへ!「頑張らなくていい」は本当です
日々の子育て、本当にお疲れ様です。小児科の看護師として、診察室で頑張っているご両親の姿を拝見するたびに、いつも胸がいっぱいになります。
「頑張りすぎないで」「頑張らなくていい」という言葉をよく耳にしませんか?頭では理解していても、つい頑張ってしまうのが子育てですよね。今回は、そんな頑張り屋さんの皆さんに、「頑張らなくていい」は本当なんだということを、少しお話させてください。
「理想の育児」を追い求める必要はありません
インターネットやSNSには、「理想の育児」があふれています。手作りの離乳食、完璧に整えられたおもちゃ、おしゃれな部屋…。でも、安心してください。すべてを完璧にこなす必要はありません。
お子さんの成長にとって最も大切なのは、「安全で、温かい環境」です。手作りの離乳食じゃなくても、市販のベビーフードだって栄養満点です。お部屋が少しくらい散らかっていても、お子さんとの笑顔の時間が多ければ、それは最高に幸せなことです。
完璧を目指すのは、一度お休みしてみませんか? 「こんなこと、話してもいいのかな?」と迷うようなことでも、どうぞ遠慮なくお声がけください。診察室では、お子さんの病気だけでなく、育児のちょっとしたお悩みも、私たちに話してみてください。
「無理しすぎ」のサインを見つけよう
「子どものためなら頑張れる!」そう思っている方は多いのではないでしょうか。もちろん、その気持ちは素晴らしいものです。
でも、ちょっと待ってください。
- 些細なことでイライラする
- 夜中に何度も目が覚めてしまう
- なんだかいつも疲れている
こんなサインが出ていたら、それは心が疲れている証拠かもしれません。
ご両親が心も体も元気でいることが、お子さんの成長にとって何より大切なのです。もし、頑張りすぎて「もう無理!」と感じたら、どうぞ私たちを頼ってください。好きなものを食べたり、少しだけ一人の時間を作ったり。ご自身を甘やかしてあげることも大切です。
ひとりで抱え込まないで
私たちは、お子さんの健康のことはもちろん、ご両親の心のケアも大切な仕事だと思っています。当院に来ていただくことで、少しでも皆さんの心が軽くなれば、これ以上嬉しいことはありません。いつでも皆さんの味方です。