😱 お子さんの虫刺され、どうする?かゆみと腫れの対処法 🦟
- 2025年7月1日
- 皮膚のこと
むしむしした季節になると、気になるのが虫刺されですよね。特に小さなお子さんは、体温が高く汗をかきやすいので、蚊などの虫に狙われやすいんです。
「あれ?ここ、赤くなってる!」と気づいたとき、どうすればいいのか悩むママさん・パパさんも多いのではないでしょうか?今回は、お子さんの虫刺されの対処法と、注意したいポイントについてお話しします。
虫刺されって、どうしてかゆいの?
虫が人を刺すとき、実は唾液を注入しています。この唾液の中に含まれる物質に対して、私たちの体がアレルギー反応を起こすことで、かゆみや赤み、腫れといった症状が現れるんです。お子さんは大人よりも皮膚が敏感なので、症状が強く出やすい傾向にあります。
🚨 虫刺され、こんな時どうする?
お子さんが虫に刺されてしまったら、まずは落ち着いて、次のステップで対処しましょう。
1. 刺された部分を清潔にする
まずは、石鹸と流水で優しく洗い流しましょう。こうすることで、虫の唾液や汚れを落とし、化膿するのを防ぐことができます。ゴシゴシこすらず、優しく洗うのがポイントです。
2. 冷やしてかゆみを和らげる
かゆみや腫れが強い場合は、冷たいタオルや保冷剤(直接肌に当てず、タオルなどで包んで)で冷やしてあげましょう。冷やすことで、炎症が抑えられ、かゆみが楽になります。
3. 市販薬を活用する
かゆみが強い場合は、市販の虫刺され薬を塗ってあげましょう。お子さん用のステロイドが入っていないタイプや、かゆみ止め成分が入っているものがおすすめです。薬局で薬剤師さんに相談して、お子さんの年齢に合ったものを選んでくださいね。
<市販薬を使う時の注意点>
- 用法・用量を守って使いましょう。
- 塗りすぎると、かえって肌に負担をかけることがあります。
- 目や口に入らないように注意しましょう。
4. かきむしりを防ぐ!
これが一番大切かもしれません!かゆいからといって、お子さんが掻きむしってしまうと、皮膚が傷ついて「とびひ」などの細菌感染症を起こしてしまうことがあります。
- 爪を短く切ってあげる
- ガーゼや絆創膏で保護する(ただし、皮膚が蒸れないように注意)
- 就寝時には手袋をする
など、かきむしり対策をしてあげましょう。
⚠️ こんな症状が出たら病院へ!
ほとんどの虫刺されは、上記のような対処で数日中に良くなりますが、中には病院を受診した方が良いケースもあります。
- 刺された部分が広範囲に腫れている、水ぶくれになっている
- かゆみが非常に強く、眠れないほど辛そう
- 発熱、全身の倦怠感、リンパ節の腫れなど、全身症状が出ている
- 刺された後、呼吸が苦しそう、顔色が悪くなった、じんましんが出た(アナフィラキシーショックの可能性も!)
- 掻きむしりすぎて、ジュクジュクしている、膿が出ている
- 症状がどんどん悪化している
特に、蜂に刺された場合や、お子さんが過去にアレルギー反応を起こしたことがある場合は、注意が必要です。少しでも「おかしいな?」と感じたら、迷わず小児科を受診しましょう。
🚫 予防が一番大切!
虫刺されに合う前に、予防することが一番!
- 虫の多い場所へ行くときは、長袖・長ズボンを着用する
- 虫よけスプレーを適切に使う(お子さん用を選びましょう)
- 蚊取り線香や電気蚊取り器を活用する
- 公園などで遊ぶ際は、草むらや水辺に近づきすぎない
適切な対処と予防で、お子さんが快適に過ごせるようにサポートしてあげてくださいね。他に何かご心配なことがあれば、いつでもご相談ください。