お子さまの日焼け対策、大丈夫ですか?|小児科・皮膚科|平井みらいこどもクリニック|土曜診療

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お子さまの日焼け対策、大丈夫ですか?

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お子さまの日焼け対策、大丈夫ですか?

元気いっぱいのこどもたちにとって、外遊びは欠かせませんね。

でも、紫外線は想像以上に肌に負担をかけることをご存知でしょうか?今回は、お子さまの肌を守るための日焼け対策についてお話しします。


なぜこどもの日焼け対策が大切なの?

こどもの肌は大人よりもデリケートで、紫外線の影響を受けやすい特徴があります。

 

・バリア機能が未熟: 皮膚の一番外側にある角層が薄く、紫外線などの外部刺激から肌を守るバリア機能が十分に発達していません。

・メラニンが少ない: 紫外線を吸収して肌を守る色素であるメラニンが少なく、日焼けしやすい傾向があります。

・将来のリスク: 幼少期に強い紫外線を浴びると、将来的にシミやシワが増えるだけでなく、皮膚がんのリスクが高まるという研究結果も出ています。


いますぐできる!こどもの日焼け対策

「じゃあ、どうすればいいの?」そう思われた方もいらっしゃるでしょう。ご安心ください。いますぐできる日焼け対策をいくつかご紹介します。

1. 日焼け止めを賢く使う

 

日焼け止めは日焼け対策の基本です。

・選び方: こどもには、肌への負担が少ない「こども用」や「敏感肌用」と書かれたものを選びましょう。SPF(紫外線防御指数)はSPF20~30、PA(UVA防御指数)はPA++~PA+++程度が普段使いには十分です。長時間外にいる場合は、もう少し高めのものを選ぶと良いでしょう。

・塗り方: 外に出る20~30分前に、たっぷりムラなく塗ることが大切です。量が少ないと十分な効果が得られません。顔や耳、首の後ろ、腕、足の甲など、露出する部分はすべて塗るように心がけてください。

・塗り直し: 汗をかいたり、水遊びをしたりすると日焼け止めは落ちてしまいます。2~3時間ごとに塗り直しましょう。

2. 服装で紫外線をカット

物理的に紫外線を遮ることも非常に有効です。

  • 長袖・長ズボン: 真夏でも、なるべく薄手の長袖シャツや長ズボンを着用すると、肌を広範囲で保護できます。
  • UVカット衣料: 最近では、UVカット機能のあるこども服も多く販売されています。普段着に取り入れるのも良い方法です。
  • 帽子: つばの広い帽子は、顔や首への紫外線をしっかり防いでくれます。あごひも付きで脱げにくいものがおすすめです。
  • サングラス: 目も紫外線によるダメージを受けます。紫外線カット機能のあるこども用サングラスも検討してみましょう。

3. 日陰を上手に利用する

一番簡単な日焼け対策は、紫外線の強い時間帯を避けて日陰で過ごすことです。

  • 時間帯: 紫外線が最も強くなる午前10時~午後2時の時間帯は、できるだけ日陰で遊ぶように促しましょう。
  • 休憩: 公園などで遊ぶ際は、定期的に木陰や休憩スペースで休む時間を作るようにしましょう。

 


上記対策でお子さまの肌を守りましょう。他に何かご心配なことがありましたら、いつでもご相談ください。

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