【小児科医の願い】HPVワクチンは「がんを防ぐ」ためのもの。誤った情報に惑わされないで。|小児科・皮膚科|平井みらいこどもクリニック|土曜診療

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【小児科医の願い】HPVワクチンは「がんを防ぐ」ためのもの。誤った情報に惑わされないで。

【小児科医の願い】HPVワクチンは「がんを防ぐ」ためのもの。誤った情報に惑わされないで。|小児科・皮膚科|平井みらいこどもクリニック|土曜診療

【小児科医の願い】HPVワクチンは「がんを防ぐ」ためのもの。誤った情報に惑わされないで。

こどもの未来を守るHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについてお父さん、お母さんに知っておいてほしいことをまとめました。

1. 最初に知ってほしい「ウイルスの真実」

残念なことに、ネット上や世論の一部では「性交渉が多いから感染する」「自業自得だ」といった、医学的根拠のない、そして当事者を深く傷つける言葉が散見されます。

しかし、それは大きな間違いです。

  • ●誰もが感染するウイルス: HPVは、性交渉を経験する女性の80%以上が生涯で一度は感染する、ごくありふれたウイルスです。
  • ●特別なことではありません: 風邪のウイルスと同じように、ごく普通の生活の中で誰にでも感染の機会があります。「不摂生」や「特定の行動」が原因ではありません。

2. 「マザーキラー」と呼ばれる子宮頸がん

子宮頸がんは、日本では毎年約1.1万人が発症し、約2,900人もの尊い命が失われています。特に20代〜30代の、子育て真っ盛りの世代で急増するため「マザーキラー」とも呼ばれています。

このがんは、検診も大切ですが、ワクチンで「原因そのもの」を防ぐことができる唯一のがんです。

3. 「今、打つこと」の医学的意義

なぜ小学校高学年から高校生という時期に接種が推奨されているのでしょうか。

それは、「初めての感染前に打つこと」が最も効果が高いからです。性交渉を経験する前に接種することで高い効果が得られます。

最新のデータが示す効果: 厚生労働省の資料によると、17歳までに接種した場合、子宮頸がんの発症リスクを88%減少させることが報告されています。 (引用元:厚生労働省「HPVワクチンQ&A」

4. おとなになるこどもたちを守るために

私たちは、病気そのものだけでなく、病気に付随する「偏見」からもこどもたちを守らなければなりません。 「ワクチンを打つ=性教育の話をするのが気まずい」と感じる必要はありません。これは、その他のワクチンと同じように、将来の健康を願う親心としての「プレゼント」なのです。大人になっていくこどもたちに今できることを考えてみませんか。

私たちが、ご家族の支えになります

ワクチンの副反応への不安、接種時期の相談など、どんなことでもお話しください。

平井みらいこどもクリニックは、偏見のない、健やかな未来をこどもたちが歩めるようサポートいたします。

予約・相談のご案内

対象年齢(小6〜高1)の女の子も男の子も、公費で無料で接種いただけます。

当院のHPからご予約可能です。まずはご相談からでも構いません。

院長 三井 俊賢
記事監修
院長 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長

医学博士、日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医

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