おたふくかぜワクチンの在庫あります!!おたふくかぜについても解説!|小児科・皮膚科|平井みらいこどもクリニック|土曜診療

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おたふくかぜワクチンの在庫あります!!おたふくかぜについても解説!

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おたふくかぜワクチンの在庫あります!!おたふくかぜについても解説!

こんにちは、平井みらいこどもクリニックです。

現在、周辺の医療機関ではおたふくかぜワクチンの不足が続いているようですが、当クリニックでは現在ワクチンの在庫を確保しております

「予約が取れなくて困っている」「接種時期なのに在庫がないと言われた」という保護者の方は、どうぞ安心してお問い合わせください。

おたふくかぜってどんな病気?

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はムンプスウイルスによる感染症で 、耳の下や顎の下が腫れて痛むのが特徴です

多くは数日で自然に治りますが 、実は合併症が隠れています。

  1. 難聴(ムンプス難聴): 約1000人に1人の割合で発生します 。多くは片側の難聴ですが、治療法がなく、一生治らない深刻な障害として残ります 。後天性難聴の原因第1位です

  2. 無菌性髄膜炎: 3〜10%の確率で発症し 、激しい頭痛や吐き気で入院が必要になることもあります

  3. 精巣炎・卵巣炎: 思春期以降に感染すると、将来の不妊の原因になるリスクがあります

 予防接種を打つことで、これらの病気を防ぐことができます!

ワクチンでどれくらい防げるの?

自然に感染した場合と比べ、ワクチンを接種した際の合併症のリスクは劇的に低くなります。

合併症 自然感染の場合 ワクチン接種後
ムンプス難聴

 

0.1%

 

 

 

ほとんどなし

 

 

無菌性髄膜炎

3〜10%

 

 

0.1%〜0.01%

 

 

精巣炎(思春期以降)

25%

 

 

ほとんどなし

 

 

推奨される接種スケジュール

日本小児科学会では、確実に免疫をつけるために2回の接種を推奨しています

  • 🔹1回目(初回): 1歳になったら早期に接種

  • 🔹2回目: 小学校入学前の1年間(5〜6歳)に接種

  • 🔹キャッチアップ接種: 打ち漏らしてしまった場合でも、4週間以上の間隔をあけて2回接種することが可能です

※おたふくかぜワクチンは「任意接種」ですが、江戸川区は一部公費助成があります

院長 三井 俊賢
記事監修
院長 三井 俊賢

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程 修了、慶應義塾大学医学部 小児科、慶應義塾大学関連病院、慶應義塾一貫校校医、医療法人社団 育心会 理事長

医学博士、日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医

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